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山形ぶらり一人旅! 注連寺参拝! ご住職につきっきりで案内して戴いた! [旅]

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山形ぶらり一人旅! 注連寺参拝! ご住職につきっきりで案内して戴いた!

 さて大日坊を後にして、坂を下っていくと、「注連寺」という案内板が目に入った。最初大日坊の別名なのかなと思ったが、方向が全く異なるような感じなので、兎に角矢印に沿って走ってみた。大日坊とはまた違った山の斜面にそのお寺はあった。外見はそこかしこにあるような全く何処にでも見られるようなお寺だった。「まあ折角来たのだから参拝ぐらいはして行こう」と思い、階段を上がり、お寺の正面に出た。そこには善光寺のご開帳で言うところの「回向柱」が立っており、柱からは、お寺の扉に向かって「善の綱」が伸びている。「あれこのお寺もご開帳なのかな???」と思った。

 さてご本尊の正面に立って、先ず「鈴」を鳴らしたら,脇の扉から、ご住職と思われる方が突然出てこられたので、こっちは少々面食らった。私は、先ずお寺などに立ち寄ると、正面入り口のところや、仁王門、そして、その門を背にして、お堂の正面を先ず写真に取ります。おそらくご住職は、私が階段を上がり切ったあたりで、「(なにやら変てこな親父が朝早くから)入って来たな!!!」と私の姿を認めたに違いない。本堂までかなり時間を要して、辿りついたので、待っていたのかもしれない。こっちは、ただお参りだけして、そのまま退のこうとしていたのに、すっかりペースを乱してしまい、つい「参拝よろしいでしょうか???」と予定<?>外の言葉を口にしてしまった。「どうぞどうぞ」とそりゃ言うわなあ!!! 拝観料を払って、中に入った。

 東北に来て思うことだが、「(単に拝むだけなら)、料金は特に要らないよ」という感じのところが多い。拝観料をお支払いするということは、慈恩寺にせよ、先ほどの大日坊にせよ、(例えこっちが一人でも)お寺の方で、直々についてくれて、いろいろ説明をしていただけるという意味なのだ。京都や奈良では、そもそも敷地の中に入るという意味で、拝観料を取られる。中には何十人か集まるのを待って、お寺の方が付いてくださって、説明をしてくれるところもありますが。東北では全くそういうことはない。第一拝観料を取らないというところが多い。昨日の長谷寺なんかは典型的にそういうお寺で、そもそもお寺の人が端から出ていないのである。拝みたい人は、「お好きなように、御堂の中に入って拝んでください」というやり方なんです。
   
 慈恩寺に行ったときは少々面食らいました。規模の大きなお寺なんですが、囲いというものがありません。山門の横はそのまま空間(塀等がない)になっていて、誰でもそのまま入っていけます。別に参拝受付みたいなものも一切ありません。最初私はその儘山門を入って行っていいのか迷いました。よく見ると本堂の欄干の右脇に机があって、お坊さんが二人座っています。近づいていって、「参拝はどのようにさせていただいたらよろしいのですか?」と聞いたら、「こちらでいいんですよ」という答えだったので、京都方式で、既に境内に入ってしまったが、後付で、参拝料を支払ったような後ろめたさを感じながら、(遅まきの)参拝料を支払った。それで勝手に中に入って、お参りをしようと思っていたら、お坊さんが一人付いてきて、「まあお座りください」というなり、「それでは当寺の縁起からお話いたしましょう」とお話を始めた。「おいおいおい!!!」と思ったが、人懐っこい、東北弁でお話されるので、また目の前には、仏像の数々が並んでおわすので耳を傾けた。それは40分も長きに渡って懇切丁寧に説明いただいた。こっちも浅はかな知識だが、質問などをすると、一々懇切丁寧に答えていただけるので却って恐縮してしまった。まあこれも、参拝客が、京都や奈良のように多くないから出来ることであって、まあ手作りのもてなしですねえ。

 さてこの注連寺も全く同じ形式で、先ずご本尊への参拝から、「当寺は善光寺さんと同じでご開帳・・・・・」から始まって、延々とご説明いただいた。そしてこの坊様の特徴は、こっちに向かって質問をしてくることであります。したがって、話を曲りなりとも、よく聞いておかんと、とっさに答えが出なくなってしまうから、油断<?>出来ないのであります。「ところで仏心はあります???」などと、急に振り向けられるのであります。「なけりゃお寺なんかに来ねえワイ!!!」と思いつつ、「えー!!!まあ」などと分けの解んないあやふやなことしか返事が出来ない自分がもどかしい。

 さてこのお寺は、外見から見るだけでは解らない、いろいろな特徴のあるお寺で、やれ「天井の龍の絵がどうだ。こっちから見るのと、向こうから見るのではこう違う・・・」やれ、「???忘れてしまった」の描いた手のひらの組み方の見え方が全く逆になる・・・云々」と説明の巧みなこと巧みなこと。天井を見たり、襖絵を見せていただいたり、挙句の果ては、お寺の木戸を開け放ち、「一寸来るのが遅すぎた!!!」といいながら、今は緑一色になった、枝垂櫻を説明していただいたり、また反対側の戸をあけて、あそこに見えるのが、「月山!!!」「もう行ってきた???」、「否これから行くとこです!!!」、もうすっかり会話調!!!すっかりお友達気分!

 「出羽三山は初めて???」と仰るから、「今回初めてです!!!」と応えたら、ご本尊の前に座らされて、「出羽三山は、古来から、霊地として、厳しい修行の場であったが、修行半ばで、命を落とした修行者も多かったので、霊に引っ張られるようなこともある」というようなことを言われて、「おいおいおい!!! 大丈夫かいな!!!」と思ってしまった。

 そこで月山や、湯殿山に入る際には、麓の神社仏閣に詣でしっかりと身を清めるのだそうな!このお寺にも即身仏様がおられ、今日は朝一番で、ここ注連寺と、先ほど行った太郎坊と、2体と出会え、お参りできたのは幸運だった!


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