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自然治癒力の向上こそ健康のもと! [健康]

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 ヒポクラテスは、「病気を治すのは自分自身である」と喝破しました。これはすべての生物が持つ「自然治癒力」のことを言ったものです。勿論ヒトにも備わっています。よく「医者や薬剤が病人を治す」という言い方をしますが、病気が治るというのは、自分が持っている「自然治癒力(生体恒常性・ホメオスタシス)」によるもので、医者や薬剤はあくまでも補助的な役割をするものに過ぎません。

 その力を最大限に発揮して、健康体を創り、それを維持するためには、充分な栄養素が生体内にバランスよく摂取されていることが健康であることの大前提です。しかし乍ら、現在の植物の栄養状態は劣悪なものになっています。中でも、カルシウムをはじめとするミネラルの不足・欠乏が問題となっている。(それにより生体内の栄養のバランスが狂い=生命活動が狂い病気を誘発していると言われている)

 ミネラルの不足・欠乏の原因は、第一に土(もともと日本の土に含まれているミネラルは少ない。米国の1/2、EUの1/4と言われる)に含まれている栄養分が昭和20年代に比べて激減しています。それを吸い上げて作物が形作られるのですが、土に栄養分が減っているのですから、当然作物自体にも栄養素が少なくなっています。それらを食べている生物の生体内も慢性的な欠乏状態になっているのは当然です。それに加え、(農作物などは)、化学肥料、除草剤、殺虫剤などにより、微生物は生存できなく、ミネラルは枯渇する方向に行きます。加えて現在の食事は、高脂肪・高タンパク中心の食事なので、ミネラル分を多く消耗してしまうので、一層の欠乏状態に陥ります。

 現代人の健康についての大いなる勘違いについて!
① 健康という事について正しく取り組んでいない。
   病気について、「体質と遺伝とか」いって、真摯に取り組まない。副作用を承知で、薬剤を服用し、その場
   凌ぎの対応をする。
② 健康について正しい認識をしていない。
   例えば家庭内や、学校での暴力行為、不登校、精神的不安定、不良化などが、精神的環境や、対人関
   係の悪化が原因だと思い込んでいること。これらは結果であって、原因ではない。嘗て成人病と言われ
   た、糖尿病、高血圧、がん、骨の弱体化現象が、今や小児に多発する傾向にある。カルシウムをはじ
   め、ミネラルの不足が原因と言われている。
③ 医者や薬剤への過剰な依存症。
  病気になれば、すべて医者任せ、新薬や特効薬に飛びつき、それらを処方すれば、病気は治り、健康にな
  ると思い込んでいる。それは症状が病気そのものだと考えているからです。≪例えばがんの手術をすれば
  がんは治ると思っているという事である。しかしがん病巣を除去しても、がんになった原因・経緯について
  は何も触っておらず、それを克服しない限り癌は復活する≫

 ※ ミネラルは、生理活性を司る働きをするので、これの欠乏・不足は即生体の正常活性を阻害する。  
   であるからして、標記の症状は内科的に見れば、「半健康・半病人」の状態に対して「危険信号」を発信
   しているということになる。しかしいくら「危険信号」を発信していても、その信号に気が付かなかったり、
   無視したりすれば、何時まで経っても健康体にはなりません。健康になるためには、本来生物が持って
   いる自然治癒力」を高め、予め病気に対する体力を作らなければなりません。その為には、不足・欠乏し
   ている栄養素を充分摂れるようなバランスの良い食事を心がける必要がある。それにより活性化された
   細胞にし、生体活動が正常に営まれる状態を作るしかありません。常に「健康状態でありたい」という、
   潜在意識を呼び覚まし、ただしい食事から、生体活動に必要な栄養素を摂れるようにすることが必要で
   ある。

   


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