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ミネラルとは!? その欠乏症について!! [健康]

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 ミネラルとは鉱物で、生活機能を持たない無機物です。無機物というのは、炭素を含まない物質のことを指し、火をつけても燃えません。「機」とは炭素のことを言います。5大栄養素のうち、タンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミンは有機物で、ミネラルのみが無機物です。

 ミネラルは無機質の形で、生体内に摂取されるので、無機質と呼ばれることもあり、また「灰分」とも呼ばれます。この灰分という名前は、食品を焼くと最後に灰が残ります。その成分は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、リンなどです。これらを総称してミネラル[鉱物質]と言います。ヒトの体を構成している元素は次の通りです。炭素48.43%、酸素23.70%、窒素12.85%、水素6.60%、カルシウム3.45%、イオン1.60%、リン1.58%、ナトリウム0.65%、カリウム0.55%、塩素0.45%、マグネシウム0.10% この11種類で99.96%を占めています。この他に43種類の元素[鉄、亜鉛、銅、クロム、ニッケル、コバルト、モリブデン、マンガン、セレニウム、ヨウ素、リチウム、バナジュウムなど]で構成されています。[43種で0.04%の構成比]

 ミネラル(やビタミン)はそれ自体ではカロリーを持っていません。だからエネルギー源とはなり得ません。しかし車で言えば、オイルの潤滑油の働きをし、酵素の円滑な化学反応を助ける役目を果たしている。酵素というのは、化学反応を促進させる物質で、すべての生命現象は無数の酵素の重層的な働きによって行われ、その生命を支える酵素を助けるのがミネラルという事になります。(=補酵素と呼ばれる所以)

 ミネラルが生体内に入ると酵素と出会いイオン化されます。酵素はこのイオン化されたミネラルの助けを借りて、酵素本来の働きが出来るのです。[代謝酵素・消化酵素]

 ミネラルには、ヒトの生命活動と、健康維持に必要不可欠なものとして必須ミネラルというものがあります。これらはどれが不足しても欠乏症が起こります。必須ミネラルの欠乏症。①カリウム→カリウムを吸収する力が衰え、カリウムの細胞内保持影響をきたす。不整脈、筋衰弱、手足の震え、痙攣、便秘、ブドウ糖不耐性を起こします。②亜鉛→血糖値上昇(糖尿病を誘発)、抜け毛、皮膚炎、湿疹、傷の回復の遅れ、性的機能の低下、発育不全、生理不順、性不能、食欲不振、味覚異常、下痢。③銅→これは接種過剰について記します。精神障害。攻撃な行動、ピルを多用すると、肝臓内の銅の不足に陥り、血中コレステロールを増加させることになり、冠動脈疾患になる確率が高くなると言われている。④マンガン→過剰摂取すると、鉄、銅、ビタミンB、ビタミンCの働きにブレーキを掛けてしまう。不足すると、骨、生殖機能、中枢神経機能の低下をきたす。その為発育不全の虞が出てくる。また脂肪酸代謝異常、ムコ多糖類合成不全、血糖値の高揚、血中脂肪酸の増加を助長、動脈硬化、糖尿病、リウマチ性関節炎、てんかんなどを引き起こしやすくなる。⑤さセレニウム→過酸化脂質の増多を引き起こし、心筋梗塞になりやすい環境を作る。さらに血中コレステロールが増加するので、動脈硬化を悪化させる。さらに進行すると、筋ジストロフィー、がん、肝機能不全に繋がる心配が起きると言われている。


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