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何故日本人が健康で寿命が長いか」その理由は意外や意外!「絆」や「格差の無い社会」だというのである! [健康]

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何故日本人が健康で寿命が長いか」その理由は意外や意外!「絆」や「格差の無い社会」だというのである!

 ハーバード大学には、「命の格差は止められるか」の著書もあり、世界が注目する「免疫授業」を行っている日本人イチロー・カワチ教授がいる。彼は3万人の調査を元に、「何故日本人が健康で寿命が長いか」を説明している。その理由は意外や意外!「絆」や「格差の無い社会だ」というのである。

 長野県が、男女共に平均寿命日本一に輝いてから、野菜の摂取量とか、減塩運動に成功したとか、その秘密についていろいろ議論された。しかしもっと詳細に見ていくと、塩分摂取量31位、健康診断受診率9位、肥満度11位で、決して健康優等生ではない。

 鎌田實は、長野県の高齢者の就業率が高いことが長寿県に結び付いているのではないかといっている。長野県には、成る程90を過ぎても矍鑠として農業に勤しんでいるお年寄りが多い。≪中でも上高井郡高山村は長寿の村として名高い。男性平均寿命日本一は北安曇郡松川村であるが、こちらのお年寄りも、家には引っ込んでおらず、外に出て農作業などに勤しんでいる≫

 カワチ教授は資本主義社会では必ず生じる格差(自由競争が基本的原理だから)が大きければ大きいほど寿命は縮むという。貧しい人もそうだが、同時に富裕層も長生き出来ないというのである。ジニ係数が低いユタ州は、0.42のニューヨーク州より、0.36と低いが、死亡原因が非常に低いことが調査結果に出ている。

 またペンシルバニア州にあるロゼットという小さな町ては、50年に亘る追跡調査で、過去心臓病が全国平均の半分に過ぎなかったが、住民の助け合い精神や、絆が旺盛で、心臓病も減らすと言われていた。しかし後年他の町と同様な人間関係の希薄な状況≪近代化により発展した結果≫になるに連れて心筋梗塞などの発症率も上がってしまったという。

 厚労省は、3年毎の「所得再分配調査」結果を発表しているが、ジニ係数が0.5536と過去最大になったという。日本でも格差は拡大しているのだ。格差社会が拡大すれば、日本が長寿王国などと言ってられないかも知れない。転落する日も近いかも!

 国はまたぞろ、国土強靭化法案などとコンクリートに膨大な金を掛け様としているが、果たしてそれが健康や幸せに繋がっていくのか、すなわち人の生きがいや絆に寄与するのか単なる箱モノを作ればいいのか疑問である。



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