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抗癌剤の認可基準について知っておくべきこと! [健康]

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 抗癌剤について知っておくべきこと! 

 我々は表面に見えることで、「勝手な思い込み」をよくしてしまいます。しかし少しでも疑問を持って「実際のところはどうなんだろうか?」と思い、調べてみれば、実際は真反対だったという事がよくあります。そういう霧を振り払い、本当の所を知るということは、自分の命を守ることにも通じます。癌の三大治療の1つである理学療法で使われる抗がん剤について考えてみよう!

 医師から「抗癌剤が効いてますね」と言われたら、「癌が治りつつある」「寿命が延びる」とわれわれは患者側は思うだろう。しかし、医者は「命が助かる」と思って抗癌剤を使っている訳ではありません。そのことを知らずに抗癌剤治療を受けると取り返しのつかないことになりかねません。
 
 治療する医師の側から、「抗癌剤が効く」と言っている意味は、「癌の消失・縮小」という事であって、「寿命が延びる」ということとイコールではありません。そもそも抗癌剤というのは、癌が治るかどうかという基準で、厚労省から認可された訳ではないのでややこしい事になっている。

 抗癌剤の効果は「著効・有効・不変・進行」という4段階で判定されます。「著効」とは腫瘍の消失が4週間以上続いた場合。「有効」は腫瘍のサイズが半分以下になった状態が4週間以上続いた場合を指します。この時間の設定が問題で、現実は、殆ど全ての腫瘍が4週間を超えると再び増大してしまうのです。そういう事情がある上に、さらに「奏効率」(=「著効」+「有効」)が20%以上、つまり5人に1人以上で認められれば、「抗がん剤」として承認される仕組みになっているのです。抗がん剤の意味は実はこういう意味で認可されているという事を先ずもって知っていることが大切です。
 
 そういう問題があって、さらに「無増悪生存期間」をはじめ、「症状改善」「生活の質(QOL)向上」などに対しては、新たな承認基準(明確な基準値を設定することが難しく恣意的に判断できる)を設定し、新規抗癌剤の認可を増やしています。その典型がゲムシタビンという抗癌剤です。「腫瘍の縮小効果あり」として肺がん治療薬として認可され、その後「症状を緩和する」として膵がんの治療薬としても認められました。しかし、この薬が生存期間延長に繋がらないこと、副作用が著しいことは、治療に当たる大半の関係者なら皆知っているのだそうです。

 その一方で強い副作用は100%発症します。医者は抗癌剤治療を受けた患者すべてが、その毒性により、強いダメージを受けていることは判っています。「癌」で苦しむことよりも、抗癌剤などによる治療そのもので苦しみ、本来の寿命を縮めてしまうことが多いと言われています。にもかかわらず、“国が認可したというだけで「抗癌剤を使います。副作用が強く、延命効果がそもそも認可基準には希薄な抗癌剤を患者に勧めるというのは医者の矛盾する行為だという批判が増えています。

 この思いは医師の間にも徐々にではあるが広がりつつあり、日本癌治療学会も、「抗がん剤の薬効や審査基準は、これまでの腫瘍縮小効果ではなく、延命効果を中心に判断すべき」と声明を出すに至りました。

 その結果、厚労省は、新たにがん治療の「延命効果」を承認基準に加える新指針を製薬会社へ通知しました。では、それ以降、延命効果の有無で新しい抗がん剤が認可されるようになったかというと、まだ「延命効果が認められなくても、腫瘍縮小効果や無増悪生存期間の延長、恣意的な症状緩和効果」などで認可されている現状はそんなに変わっていないとのこと。

 抗がん剤は、それ自体が、発がん物質足りうるものであり、「毒を以て毒を制する」的ニアンスのものである。
また生体内の、細胞分裂の早いところに向かっていくという性質があります。がん細胞も分裂がはやいのですが、他に所謂粘膜で形成されている部分、また、造毛、造血を司る部分などもその部類に入ます。抗がん剤はその部分にも達して叩いてしまいますので、吐き気、口内炎、倦怠感、無気力感、脱毛などの所謂副作用が起こります。そもそも生体に馴染まないという性質を持っているので、生体内で、酸化ストレスを引き起こし、活性酸素の過剰発生を招くという説もあり、認可基準が「癌の消失・縮小」という事であって、「寿命が延びる」という基準で認可されている訳ではないことと相俟って、患者のサイドでもよく勉強して、自分なりの判断を持っていないければいけない=命に関わることだから、簡単に医者任せにしてはいけないと言われています。「自分の健康は自分で守れ!」というスローガンはここでもいえると思います。



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