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【遺跡】 戌立石器時代住居遺跡 長野県東御市 [歴史探訪]

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 戌立(いんだて)石器時代住居跡は長野県東御(とうみ)市滋野乙の標高770mの丘陵地の上にあります。西沢川と大石沢川に挟まれ、一帯は日尻(ひじり)沢の谷口にあたる扇状地南側の緩傾斜面となっており、日当たりがよく、乾燥地ではあるが、近くの川から生活水を得やすい環境にあり、居住に適している場所である。[住むに適した環境は昔も今も変わりない!]

 昭和5年(1930)、発掘を行ったところ、敷石のある竪穴住居 跡や炉跡の他に、獣骨片・土器類・磨製石斧・石鏃などが発見されました。隣接の「寺の浦遺跡」(現小諸市井子)と共に昭和8年(1933)文 部省の指定史跡となりました。この時、遺跡の破壊を防ぐのを兼ねて、住居の復元を行いました。発掘された遺構に復元施設を設けたのは日本で最初の試みでしたが、残念ながら落雷によって焼失してしまいました。

    【遺跡】 戌立石器時代住居遺跡 長野県東御市
    https://youtu.be/5SwE_UvBZSw

 昭和58年(1983)、59年にわたって、遺跡範囲確認調査が行われました。その結果、 石器時代住居跡をほぼ中心として、東部町分で約63,000平方メートル、小諸市にわたる「寺の浦遺跡」まで含めると、80,000平方メートル以上におよぶ大遺跡 であることが判明しました。この遺跡は、縄文時代中期から後期中頃までの遺跡と考えられています。なお、現在の復元家屋は、昭和63年(1988)に地元の人々により再度復元されたものです。

 この遺跡も、上田から軽井沢に抜ける山麓線を車で走っていた時、偶然案内板を見つけ行ってみたものです。この東御(とうみ)一帯は、雷電為衛門の生誕地でもあり、生家や、墓、ミニ資料館(道の駅 雷電胡桃の里)などがあります。





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