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【自分の健康は自分で守ろう!】 「日常食べている加工食品」がどういう物か、我々は知っておくべきだ! [食べものチェック!]

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 言うまでもないが、「食べ物」は我々にとって「命そのもの」であり、外界のものを摂取して我々の体は成り立ち、且つ生命活動を維持している。そんな食物だが、現在においてはいろいろと問題を孕んでおり、長い人類の歴史の中での「食物」とは違ったもの(馴染みのないもの)になっている。

 量販店や、CVSの店頭に並んでいる食べ物は、野菜、果物、肉、魚などの原料=素材となるものと、それらから作り出された「加工食品」に大別される。

 先ず素材であるが、経済性や効率性が考慮され、促成や効率、廃棄を防止させる為、野菜・果物については、化学肥料、消毒(薬剤の噴霧)、除草剤などの使用。肉、魚介類の養殖については、抗生物質、ホルモン剤などの使用などの問題がある。

 いうまでもなく生ものであるので、腐らせてしまえば、いろいろ経費を掛けて収穫・生産したものが売り物にならず、丸々損を出してしまうので、そんな状況を回避するために使用される。また育成時間も自然な生育期間よりも、収穫までの時間を短縮できれば、原価を下げる事ができ、また早く利益を回収することが可能になる。生産効率も利益を出すための大事な要素になる。したがって、生産の過程で、「自然に委ねる」のではなく、「人工的ないろいろな手」を加えるようになる。

 またそれら素材を使って、弁当や総菜、練り物、ハム・ソーセージ、菓子、パン、飲料、酒類などを作る。調理・加工食品と言われる分野がある。これらには、日持ちをさせるため、酸化を防ぐため、見栄えをよくするため、殺菌のため、製造効率をよくするために使用されている。防腐剤、保存料、酸化防止剤、発色剤、着色料、防黴剤、乳化安定剤、調味料、増粘安定剤などなど書切れないほど存在する。(日本では1500種ほど添加物の使用が認可されている)

 的を絞って「加工デンプン」について以下述べてみる。チーズ鱈、イカ天、ちくわ、はんぺんなど酒のつまみの定番であるが、購入する際は、商品の裏に表示されているイングレ(成分表示)に「加工デンプン」の表示があるかチェックしよう! デンプンには「小麦、うるち、馬鈴薯、トウモロコシ」デンプンなどがあり、それぞれ分子構造が異なるが、これらの天然デンプンに化学物質を結合させたのが、「加工デンプン」です。

 「加工デンプン」と表示されるものには、11種類存在しますが、例えばその中の1つに、ヒドロキシプロピルデンプンがありますが、これに含まれる「酸化プロピレン」には、発がん性があることが動物実験で分かっています。また同様に「ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン」にも発がん性があり、EUでは、乳幼児向け食品への添加は法律により禁止されている。(EUでは合成添加物の使用は厳格に規制されていて数十種しか認められていません)

 さてここで問題なのは、11種類も加工デンプンが存在するが、表示は、「加工デンプン」と一括表示すればよい事になっていて、明細を表示する義務がないので、消費者は判別できません。(商品スペースが余りないので一括表示でよいという事らしい!裏を返せば書き切れないほど添加物が使われている事でもある!) 

 身近な例を挙げると、カップ麺、インスタント麺に使用される「小麦粉」には、「ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン」が混ぜられていることが多い。弾力性やコシの強い面になるからです。麺の種類や、メーカーにもよりますが、一般的に小麦粉100gに対して、5~40%程度加工デンプンが使われています。

 加工デンプンは他にも、中華料理のあんかけや、デミグラスソースなどの粘度を保つためなどにも使用されています。

 イングレは必ずしも消費者のためになっていない面もあるのですが、これしか判断材料がないので、添加剤の意味を知り、必ず表示を確認して少しでも使用量が少ないと思われるものを購入することである。インスタントラーメン5個パックなども、150円~330円と幅広い販売価格が付けられているが、(添加物は原価を下げるために使われる側面もあるので)余り安い商品は買わないようにするのも対策になるかも知れない。※添加率が5~40%とかなり大きな差があるので、「より少ない率の添加商品」を選ぶ眼力を付けよう!

 子供にとって一番の対策は、親が「忙しい」の、「時間がない」の四の五を言わずに、ちゃんと家で料理を作って上げることである。そうすれば素材についても農薬などの問題は残るものの、「加工」の過程での添加物などの問題は回避できる。昨今は、子供の糖尿病やがんなどが多発している。「親の責任も大いにあるぞ!」ということだ!

 


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