沖ノ島、世界遺産に 勧告を覆し、8資産の一括登録決定 [Topics]
沖ノ島、世界遺産に 勧告を覆し、8資産の一括登録決定
ポーランドのクラクフで開かれているユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会は9日、福岡県の「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」を世界文化遺産に登録することを決めた。構成8資産のうち、ユネスコの諮問機関が4資産を「除外」するよう勧告したが、世界遺産委は逆転で一括登録を認めた。
今回の登録で国内の文化遺産は17件、自然遺産と合わせた世界遺産は21件になる。九州からは2015年の「明治日本の産業革命遺産」(九州・山口地域など8県)以来となる。
構成資産は、本土から約60キロの玄界灘に浮かび、宗像大社沖津宮(おきつみや)がある沖ノ島と、いずれも島に付随する小屋島(こやじま)、御門柱(みかどばしら)、天狗岩(てんぐいわ)(以上宗像市)の4資産のほか、本土から約11キロ沖の大島にある中津宮(なかつみや)と沖津宮遥拝(ようはい)所▽本土にある宗像大社辺津宮(へつみや)(同)▽信仰を支えた宗像族の墓とされる新原(しんばる)・奴山(ぬやま)古墳群(福津市)の計8資産。沖津宮と中津宮、辺津宮には「日本書紀」にも登場する海の3女神をまつる。「顕著な普遍的価値がある」「航海の安全を祈願する信仰が古代から現代まで断絶なく続いていることを示し、価値が高い」「航海に関する分野は今の世界遺産一覧表には少ない分野」と・・・・・・・
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記事・画像 引用・参考元 Yahoo News <asahi-soci>(後藤洋平)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170709-00000047-asahi-soci
画像元 yjimage
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