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【健康】 熱中症考!人間は自然の一部であり、支配者と思うのは驕りである! [健康]

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最近「日射病」という言葉は余り聞こえることがなくなりました。「熱中症で、太陽の下で発症するのが日射病です。とはいえ医学的には、「熱中症」と呼ぶべき事象です。もともと生体は、熱い時には、汗をかいて、体温を平常(一定に)に守る(保つ)ものですが、塩分や、水分が不足している状態では、うまく汗をかくことが出来ません。もし汗をかくことが出来たとしても、高温多湿で、風通しがあまり良くないところでは、汗が蒸発せず、気化熱を発散することが出来ません。(=体温が急上昇する)

そうなると、体温が一挙に上昇して、頭痛やだるさに陥ります。行きつくところは、体温が40℃くらいまで上昇し、体のコントロール不能に陥り、最悪死亡に至ります。昔は炎天下で発病する例が多かったので、「日射病」と呼んでいました。しかし平均気温が上昇傾向にある現在では、屋内に居ても、発症する例が非常に多くなっています。屋外でも、屋内でも熱中症は起き得るという事です。(夏季は発症する人が多く、その中で死亡に至る例が多い!)

 そんな熱中症を予防するには、①先ず、水分と塩分をしっかり摂ること。②その上、汗が蒸発し易い、風通しの良い服装に心掛けること。この2点が大事。普段から汗をかく生活習慣を確保しておくこと。ジョッギングでなくウォーキングで可。運動不足はこの件でもアウトです。冷房の効いた快適な環境ばかりに身を置くと、体温の調節が出来ず、体が対応出来ません。明日最中でも散歩でもして、汗をかくことは、熱中症を防ぐ大きな要因になります。要するに、夏の間中、冷房の効いた部屋の中で、快適に過ごすことは、ある意味不自然で、却って熱中症の要因を自分で作ってしまう結果になるという事です。現在の便利さ、快適さに甘んじていると、思わぬ逆襲を受けるという事です。現在の便利さ=快適さは、人間本来の生活に比べれば、不自然だという事になります。折角備わっている生体機能をムザムザ弱体化しているという事です。不自然なことは、精神的にも、肉体的にもストレスを生み出し、体や神経によくない結果を招くという意味です。

 どんなに文明的な生活を誇ろうとも、過度の便利さに甘んじ、人間本来の営みから、余り離れすぎると、精神的にも、肉体的にもストレス状況を招き、却って健康を害するという事を肝居に銘じないといけない様だ!人間は超越した存在ではないのだ。あくまでも自然の一部なのだという事だと思う。

 



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