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高校生の40%が生活習慣病予備軍!いまや若い世代に生活習慣病危険因子が蔓延している! [健康]

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高校生の40%が生活習慣病予備軍!いまや若い世代に危険因子が蔓延している!


最強の酵素と言われる「SOD=スーパー オキシド デスムターゼ」は、諸悪の根源である「活性酸素」を分解、無毒化するものであるが、残念ながら20代後半から30代初めころから減ってしまう。そういう状況下にあって、老化や生活習慣病が増えていく。以前は「成人病」と呼ばれていたものが、現在若者の「成人病」やその予備軍が増加しする中、「必ずしも成人がなる病気ではない」という事で、「生活習慣病」と呼ばれるようになった。

千葉・富山・鹿児島3県の、高校生男女1500人を対象に、大掛かりな健康調査が実施された。測定や検査されたのは、身長・体重・血圧・血液・生活習慣などであった。そのうちの1257人からは、中性脂肪・空腹時血糖、空腹時インスリン、尿酸、善玉コレステロールなどのデータも取った。これまでは、青春期の「生活習慣病の基準値」は設定されていなく、この度の調査研究班で、成人の値を参考に、「基準値」を策定した。各項目で値の悪い方から、10%を高血圧症、高中性脂肪などの、「生活習慣病」と定義した。30代以降に重篤な生活習慣病になるのを防ぐため、成人の値より厳しめに設定した。

その結果、内臓肥満、高血圧、高中性脂肪、低善玉コレステロール血症、空腹時高血糖の5項目で、男子の44%、女子の42%が基準値を超えた。更に驚くべきことに、3項目以上基準値を超えた高校生が、男子で5%、女子で3%と出た。以前なら成人になったら罹る病気と認識だったものが、今や高校生で40%が基準値を超えるという驚くべき状況になっているのだ。また生活習慣との関連では、TVを見る時間が長いほど、血圧や、血糖の値が悪かった。男子においては、朝食を摂らない生徒程内臓肥満になっている傾向がみられた。以上は、厚労省の調査結果です。

また厚労省には「学校保健統計調査」というのもあるのだが、その2004年度版結果によると、17歳男子の肥満は、79年度比2.8倍に達している。肥満の上位5%の平均体重は、30年前に比較し、17歳男子で、75kg☞84kgに、女子では、59kg☞66kgと12%程度増加している。いまでは高校生に限らず、小学生でも小児糖尿病に罹って、職員室のカーテンの仕切りの中でインスリンを打っている児童がいる時代である。大変な時代になっているのである。

 これらを予防・改善する調査班の提言は、①運動部系サークルに入り、体を動かすか、60分以上の運動(ウォーキングなど)、②TVの視聴は、50分程度に抑える。休日は100分以内。③朝食は毎日摂る。④腹囲が80㎝を超えたら医師に相談対策をとるである。

参考-データ。高校生の生活習慣病調査データ。 危険因子無しと、3個以上持つ層の比較☞ 【男子】 [身長 170.1 : 171.5] [腹囲 70.3 : 90.3][体重 58.9kg:81.2] 【女子】では、同じく[身長 158.2 : 160.2] [腹囲 69.3 : 82.6] [体重 50.0 : 63.9]であった。危険因子の数では、【男子】 [なし56%] [1個 30%][2個 9%][3個以上 5%] 【女子】では、[なし58%] [1個 31%][2個 8%][3個以上 3%]という結果だった。

 これほどの数字になるとは驚きの一語に尽きる。10・20代のうちに、対策を取らないと、健康大国などと言っていられない事態を招く。平均寿命も当然低くなる。一説によると、昭和生まれの人が居なくなり、平成生まれが100%になるころの、日本人の平均寿命は45歳程度になると警告する学者もいる。



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