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若者の労働形態を正規社員に改めよ!このままでは日本自体が衰退する! [この国の行方!]

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 全労働者の実に40%が「非正規労働者」が占めるという実に大変な時代になっている!それは同時に「定職」に就けない男は「一生独り身で終わる可能性」が強いという事でもある。

 「未婚当然時代」を著した作家の、にらさわあきこ氏の取材によれば、非正規のままで30代後半を迎えた男性の結婚できる確率はかなり低いのが現状。定職に就いていないため、先ず「お見合いパーテイ」の類には参加すらできない。

 40代後半になっても独身で婚活をしている男性も少なくありません。しかし正社員になれるチャンスは絶望的になり、しかも本人は女性に対する(結婚の)条件は若い時と変わっていないので、そのギャップは開く一方である。

 連合総研と、連合非正規労働センターの、「非正規の労働者の働き方、意識に関する実態調査」は次のように報告している。実に非正規男性の9割が独身で、結婚できたとしても、極貧生活が待っている。その結婚できた非正規労働者世帯の44.2%が、生活費年間収支を、「赤字」と答え、そのうえ40%は「貯金ゼロ」状態で、さらに20%の世帯では、生活苦を少しでも凌ぐために、「食事の回数」を減らし、10%の世帯では、消費者金融のローンを抱えているという、老後どころか3年先、5年先も見えないという生活を送っている。

 そもそも非正規社員はどのくらい存在しているのか? 総務省の「労働力調査」によると、男性非正規職員・従業員は、630万人に及んでいる。年収は300万未満となっている。一ヶ月25万円以内の生活。これでは世帯を持つことはかなり難しいだろう。

 ここまで男性に視点を置いて書いてきたが、一方女性の方はどうなっているのだろうか? 女性の方は、非正規であるほど、婚活活動は早くから開始する傾向がある。親も厳しい時代を考慮して「娘を少しでも安定的なところへ嫁がせたい!」という思いを非常に強く持っていて、20代の早い時期から、婚活サービスなどに通わせます。もう学生時代から結婚相手を探させる親までいる。

 しかし彼女らもお金を持っていない層なので、会費1000円とか、女性無料のパーテイに参加することになるが、こういうところは、集まる婚活者の数も当然多くなるから、ライバルも多く中々話が進まないという。しかも女性から見れば、自分たちと同じ年代の男性は、非正規で、年収面でも不安定なので、なかなか目がいかない。どうしても年の離れた「おじさん」の方へ目が行く傾向にあるという。これでは何時まで経っても堂々巡り(!?)で結婚できない非正規男性はなくならない。

 少子化問題とか、いろいろ騒がれているが、そもそもこんな状態が続く社会体制を放置しておけば何時まで経っても解決などできない!幾ら物を生産しても、生活するカツカツの生活で、倹約を第一にするような世帯が大半なら、物も売れず、売り上げも経たず、したがって利益も儘ならないのだから、雇用者の立場から見ても経営も回らず困ると思う。日本全体が沈み込んでしまう。そんな状態を政府は望むはずが無いと思いたいが、現実は増々矛盾が開いてしまう方向を行っているようにしか見えない!「共栄共存」という言葉があったが、過去の言葉になってしまったようだ!



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